『治療機器について思ふ事』
僕が2年前アメリカに渡り、人体解剖研修に参加してショックを受け愕然とした事。
それは、『人の手で治療出来る範囲の限界』です。
実際にメスで人体解剖を進めていくと、メスでも一生懸命頑張って切らないと切れないような癒着ばかり。
※例えば皮膚と脂肪、脂肪と筋膜、筋膜と筋肉、筋肉と筋肉etc…
僕も少なからず多少は自分の手技やリリースに自信は持っていましたが、実際に自分の手でメスを入れて解剖してみて、その自信はぶち壊されました。
【こんな強固にくっついた組織をどうやって外から手で剥がすの?】
もちろん僕も手で出来る事の最大限まではやりたいので、今でも手技のセミナーは参加しています。
でもそれでもやはり限界があるのが現実。
そこで僕は『治療機器』を使用します。※正確には物理療法と呼びます。
ではでは、ちょっとした質問です。
☑︎例えば皆さんは硬いお肉を食べる前にどうしますか?
色々なやり方はあるかもしれませんが、例えば、
☑︎火を使い熱を通して柔らかくする
☑︎包丁で切って食べやすくする
などなどあるかなと思います。
何となく伝えたい事わかりますでしょうか?
料理だって美味しく食べる為にはそれに必要な調理道具や道具を用いますよね。
治療だって同じです。
よりお客様のコンディションを上げる(美味しくする)には、素手だけじゃ限界があるわけです。
『ここ固まってるけど、ここは脂肪組織が多いから、コラーゲンを緩めるイメージが欲しいから温熱機器を使おう。』
『ここは何かべったりとかなり硬くくっついてしまってるから、砕いてその塊を散らす為には体外衝撃波を使おう』
そんなイメージです。
はい。普通に必要なんです。
素手だけで治療する人の事を否定する訳ではないですが、僕には『素手だけで美味しい料理は作れない』です。自分の手の能力を過信しません。
お客様の状態をこれがあればもっとよく出来るとわかっているのに出来ない事の方が辛い。
治療機器は頼もしい相棒です💪
医科学的根拠に基づき、痛みや身体のお悩み、姿勢の改善などに対して、
最短かつ持続性の高い効果を出す為に、常にベストの施術を提供します。
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